ミラクルフルーツの取り木2021-06-01開始
ミラクルフルーツは挿し木でもある程度発根しましたが、大きめの苗木が手に入ったので取り木をしてみることにしました。
どの部分を取り木しようか迷いましたが、樹形を考えて少し細いですがこの部分を取り木することにしました。
環状剥皮しました。細くて少しやりにくかったです。
Amazonで購入した取り木のボールですが、このサイズの枝には少し大きすぎますね。まぁ、ブラックサポテの取り木用に買ったのでしかたありません。この取り木ボールは接続部が甘いので中に水苔をぎっしり詰めるとうまく締まりません。仕方ないので針金と結束バンドで補強します。結束バンドは数本入っていたので取り木ボールの販売者も承知しているようです。説明書は入っていません。販売ページを見れば一目瞭然なので不要ですが…。しかしこれでは、せっかくの便利さが半減してしまいます。
ただ、あまり硬く閉まっても今度は外すときに大変なのでこのくらいが良いのかもしれません。針金を使った周囲の部分も30cmほどの長い結束バンドを使えば楽にできます。付属の結束バンドは短いのしかないので今度30cmのを買っておこうと思います。
挿し穂も数本取れたので同日に挿し木もしてみます。今回は、いつもより少し工夫してみました。挿し穂の先端を水中で切ってそのまま1時間ほどつけておくと発根率が良くなるとYou Tubeで見たので真似てみます。
そういえば、今はなきイトーヨーカ堂の出口のところにあった花屋さんでよく、切り花を買っていた時、花屋さんから花瓶にいけるときには先端を水中で切ってくださいね、と毎回言われていたのを思い出しました。
水差しと鹿沼土にそれぞれ2本ずつ試してみます。
取り木ボール開封の儀(2021-09-28)
6/1に実行した挿し木(↓の記事参照)の1本からだいぶ根が伸びてきたのでこちらももう、そろそろだろうと思い取り木ボールを開いてみました。初めての取り木ですが毎日水を切らさずあげていたのほぼ成功するものと思っていました。
結果は↓の写真の通りです。全く根は生えていません。そう甘くはありませんでした。ただ、こちらは発根しました。
ミラクルフルーツの挿し木2021-06-01開始
(水挿し)
発根しませんでした。
(鹿沼土)
こちらも枯れました。
ミラクルフルーツの取り木2021-06-09開始
ジャボチカバの細い枝の取り木をするために購入した小さめの取り木ボールが余っていたのでミラクルフルーツでも試してみます。
この苗で試します。
幹の太さは約5ミリです。
この環状剥皮は場所的にやりやすかったです。
なかにはいつもどおり水苔を詰めました。
この取り木ボールは片側がくっついているので最初に勝った大きい取り木ボールよりもセットしやすいです。
とはいえ、中に水苔を沢山詰めすぎると閉まりにくくなります。いつもどおり結束バンドで補強します。
ミラクルフルーツの取り木2021-06-09開始、開封の儀(2021-09-28)
期待していた6/1開始の取り木が失敗だったのでこちらも半分諦めていましたが、ご覧のような奇妙な結果でした。
環状剥皮した部分からは根は生えておらず、環状剥皮していない節のところから生えていました。しかも上向きに生えています。これはおそらく水苔がこの節のすぐ上の部分までしかなかったので水分を求めて上に伸びたのだと思います。
写真2
まだ根は少し短めですが切って土に植えてみました。うまく育つでしょうか?
ミラクルフルーツの挿し木2021-06-09
挿し穂も取れたので挿し木もします。
水挿し
ミラクルフルーツの挿し木(水挿し)2021-09-28現在
注意して観察していなかったのですが、2週間程度で発根していつの間にかこんなに伸びていました。土に植えようと思います。もう1本は一応発根はしましたが、伸びる前に腐ってしまったようです。
鹿沼土
ミラクルフルーツの挿し木(鹿沼土)2021-09-28現在
1本は枯れている葉もあり微妙ですが、もう一本はおそらく成功していると思われます。こちらの苗からは、取り木も水挿しも成功したことになるので挿し木には挿し穂の生命力が大事と考えます。6/1開始分の苗はなんとなく老木といった感じでいまいち元気がないように思われます。